「新生銀行カードローン レイク」は、2018年4月から「レイクALSA」へ移行し、2023年1月には「レイク」に名称変更しました。
現在、レイクの借金を任意整理する際は、新生フィナンシャルとの交渉が必要になります。
レイク(新生フィナンシャル)の任意整理は、60回の分割払いが可能ですが、利息については5%になる可能性が高いです。
この記事ではレイクを任意整理した場合の条件、過払い金は発生するのかといった疑問を整理し、リスクも含めて解説します。
参考元:任意整理のイメージ-金融庁
レイクの任意整理条件【最新の傾向】
レイクを任意整理した場合の特徴は以下のとおりです。
任意整理後の利息
- 完全免除(0%)はほぼ不可
- 多くは年5%程度
- 取引が短い場合は年10%が求められるケースもあり
分割回数
- 60回(5年程度)の長期分割
- 60回以上も応じてもらえる可能性あり
比較表
50万円の借入があるケースでの返済額の比較
毎月の返済額 | |
---|---|
任意整理前 | 約13,000円 |
任意整理 60回払い | 約9,400円 |
任意整理 72回払い | 約8,100円 |
【レイクの任意整理で返済額が下がった事例】

レイクの任意整理をする前は、毎月の返済で生活がカツカツでした。任意整理をして月々の返済がぐっと下がり、家計が一気に楽になりました。
過払い金
2007年12月1日以前から取引している人は、過払い金が発生している可能性があります。
条件のまとめ
項目 | 任意整理後の条件 |
---|---|
将来利息 | 年5%が多い 短期取引だと年10% |
分割回数 | 60回以上も可能 |
過払い金 | 2007年12月以前の取引のみ |
ポイント整理
- レイクの任意整理では利息0%は難しい
- 5%前後の利息が残ると考えるのが現実的
- 長期分割払いなので月々の返済額を下げられる
- 長期の取引がある人は過払い金が発生している可能性もある
任意整理ついては以下の記事で詳しく解説しています。


レイクで借金が減額・過払い金が発生する可能性
利息制限法の上限金利
借入額 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 年20%まで |
10万円以上〜100万円未満 | 年18%まで |
100万円以上 | 年15%まで |
この上限を超えていた取引分は「払いすぎ=過払い金」として返還請求できる可能性があります。
いつから取引があれば発生する?
- 2007年12月1日以前から取引がある人
- 当時の利率は 29.2%と法律上限を超えていたため、借金の減額や過払い金発生の可能性あり
- 2007年12月2日以降の契約
- 金利は法律内に見直されているため、過払い金は発生しない
引き直計算の結果どうなる?
- 借金が減額されるケース
- 本来の利率で計算し直すと残高が少なくなる
- 残った借金は「任意整理」で利息カット+分割返済へ
- 借金がなくなり過払い金が発生するケース
- 借金がゼロになり、さらに払いすぎた利息分を取り戻せる
- この場合は「任意整理」ではなく「過払い金返還請求」となる
引き直し計算について詳しく知りたい人は、以下の記事を参照してください。


具体例(40万円の借入がある場合)
引き直し計算の結果 | 状況 |
---|---|
借金がなくなり 過払い金20万円発生 | 20万円を請求できる |
借金20万円が残る | 20万円を任意整理 |
ポイントまとめ
- 2007年以前からの利用者は要チェック
- 引き直し計算で「借金が減額/過払い金発生」のいずれかが判明
- 過払い金請求だけならブラックリストに載らない
- 手続き中一時的に登録される可能性はある
- 残債が残って任意整理する場合
- ブラックリストに登録される
【過払い金がなく任意整理した事例】



レイクとは取引が長かったので、少しは過払い金が戻るかと期待していましたが対象外でした。がっかりはしましたが、任意整理で毎月の返済額を大幅に減らせたので、結局はメリットが大きかったです。
レイクの過払い金ついては以下の記事で詳しく解説しています。




レイクを任意整理するデメリット
レイクを任意整理するとレイクは解約になりますが、それ以外にもデメリットがあります。
ブラックリストに登録される
- 信用情報機関に事故情報が記録される
- 影響期間:完済から約5年間
ブラックリストに登録されている間は、新たに借入やローン、クレジットカード審査にほぼ通りません。
ただし、デビットカード・スマホ決済等のキャッシュレス決済は利用可能です。
【ブラックリストを機に生活改善をした事例】



レイクの任意整理をきっかけに、家計簿アプリをつけて無駄遣いを減らしました。生活全体を見直すことができ、借金体質から抜け出せそうです。
デビットカードとスマホ決済について、詳しく知りたい人は以下の記事を参照してください。




口座凍結のリスクがある|SBI新生銀行・オリックス銀行など
- レイク(新生フィナンシャル)は、銀行カードローンの保証会社になっていることがある
- SBI新生銀行・オリックス銀行など
- レイク保証の銀行に借入がある状態でレイクを任意整理すると
- 保証が実行され銀行口座が凍結される
預貯金がある場合は借金と相殺されますが、任意整理開始前に預金を引き出しておけば相殺されることはありません。
口座凍結等の注意点について詳しく知りたい人は、以下の記事を参照してください。


司法書士からのアドバイス
任意整理は返済を楽にするメリットが大きい反面、信用情報への登録が最大のデメリットです。
また、銀行借入がある人は、保証会社が新生フィナンシャルかどうかを確認してから手続きを進めることが重要になります。


レイクの任意整理手続きの流れ
レイクを任意整理するときは、以下の手順で進みます。
専門家が行う手続きの流れ
STEP | 内容 |
---|---|
① 受任通知の送付 | レイクへ「受任通知」を送付 |
② 取引履歴の開示 | 過去の取引データを取り寄せ 残高の正確な金額を確認 過払い金の有無を確認 |
③ 和解交渉 | 利息や分割回数を交渉 |
④ 返済開始 | 毎月の返済を再開 |
依頼者が行うこと
STEP | 内容 |
---|---|
① 返済をストップ | 任意整理を依頼後は レイクへの返済はいったん止める |
② 積立金の実施 | 交渉中の3〜6か月間 専門家に積立金を毎月振り込む |
③ 返済の再開 | 決まった条件で返済を開始 |
まとめ
- レイクの任意整理は受任通知→取引履歴確認→交渉→返済再開という流れで進む
- 依頼者は「返済ストップ」と「積立金」を行い、和解成立後に返済を再開する
任意整理の流れについて詳しく知りたい人は、以下の記事を参照してください。




よくある質問
レイクと「旧新生銀行カードローン レイク」の任意整理に違いはありますか?
レイクも新生銀行カードローンも、どちらも「新生フィナンシャル」と任意整理の交渉を行うため、違いはありません。
レイクを任意整理すると、家族や勤務先に知られることはありますか?
勤務先や家族へ連絡が行くこともなく、知られにくい手続きです。
ただし、銀行口座凍結やカード解約で気づかれるケースはあります。


レイクの任意整理を司法書士に依頼するメリットは何ですか?
レイクは利息のカットができませんが、5%ほどに軽減でき長期の分割払いにできます。
また、本人への督促が止まり精神的な負担も軽減されます。
レイクの任意整理をすると、他の消費者金融(アコムやプロミス)も一緒に整理しなければなりませんか?
任意整理は債権者ごとに選ぶこともできます。
ただし、レイクだけを整理すると、他社への返済を優先してしまい生活が苦しくなることが多いため、複数社同時に整理する方が現実的です。
まとめ
- 任意整理後の利息はカットできず5%ほどになる
- 分割回数は60回以上も可能な場合あり
- 過払い金が発生している可能性もあり
- ブラックリストに登録される
- レイク保証の銀行借入があると口座が凍結される
司法書士からのアドバイス
レイクの任意整理は、アコムやプロミスと異なり 利息を完全に0%にできないケースが多いのが特徴です。
しかし、利息が引き下げられ、60回以上の分割払いに応じてもらえる可能性が高いため、毎月の返済額を減らせるメリットがあります。
- 利息は0%にはできませんが、月々の負担を抑えて生活再建をできるのが利点です。
- 毎月の返済にお困りの方にとっては、返済を継続する現実的な方法となります。
レイクの借入がある方は「他社の借入とのバランス」「返済可能額」を踏まえて、個人再生・自己破産などの選択肢も比較することが大切です。
最適な方法は人によって異なるため、早めに専門家へ相談し、返済計画のシミュレーションを行うことを強くおすすめします。

