- ビューカードで過払い金が発生する条件は?
- 返金されるまでの期間
- デメリットを知りたい
ビューカードはJR東日本グループが発行するクレジットカードです。
JRが発行しているカードというと過払い金が発生しなそうですが、ビューカードでも発生することがあります。
ルミネカードもビューカードが発行しているので、ルミネカードで発生した過払い金はビューカードへ請求をして回収することができます。
ビューカードでの過払い金が発生する条件と、返還されるまでの期間、デメリットについても解説します。
参考元:詳細-法テラス
ビューカードで過払い金が発生する条件
- ビューカードで過払い金が発生する条件を教えてください
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過払い金は法律の制限よりも高い利息でキャッシングの取引をしていた場合に発生します。
ビューカードは2006年の7月には法律内の利息に見直しているため、2006年6月30日以前から取引があった人だけ過払い金が発生する可能性があります。
ショッピングの取引は対象になりません。
法律の制限よりも高い利息での取引をしていた場合に過払い金は発生します。
利息制限法の金利の上限 | |
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10万円未満の借入 | 20%まで |
10万円以上~100万円未満の借入 | 18%まで |
100万円以上の借入 | 15%まで |
ビューカードは2006年6月30日までは28.20%の利息でしたが、2006年7月1日には18%の法律内の利息に見直しをしています。
ショッピングは法律以上の利息での取引はないので、ショッピングの取引では過払い金は発生しません。
過払い金がなかった人でも、支払いが苦しい時は任意整理を行うことができます。
過払い金の返還状況
- ビューカードの過払い金請求への対応を教えてください
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ビューカードは裁判をしなくても、過払い金の全額の返金になることが多いです。
そのため、裁判をする必要はありません。
- 過払い金全額の返還に応じてもらえる
- 1~3ヵ月での返還
過払い金には年5%の利息が発生しますが、ビューカードは利息を含めた、過払い金全額を和解から1~3ヵ月程度で返還してくれます。
全額の返金に応じてもらえるため、裁判をする必要はありません。
過払い金請求の流れ
- ビューカードの過払い金請求の手続きはどのような流れで行われますか?
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まずはビューカードから取引履歴という資料を取り寄せて、過払い金の計算をします。
取引履歴は請求後、2週間ほどで送付されます。
引き直し計算後、その金額をへ請求して過払い金を回収していくことになります。
過払い金を請求するには以下のような流れで行われます。
手続きはすべて弁護士や司法書士が行うので、依頼をした人がすることはありません。
過払い金を請求するには、まずは取引の履歴という書類をビューカードから取り寄せます。
受任通知の送付から、2週間ほどで取引履歴が送付されてきます。
取引履歴で完済から何年経っているのかも確認できるので、過払い金が時効になっていないかの確認もできます。
引き直し計算後は、過払い金の請求書を送付します。
請求書の送付から1週間ほどで和解提案がきます。
和解した日から1ヵ月~3ヵ月ほどで過払い金が返還されます。
過払い金請求の注意点
- ビューカードへ過払い金請求をするにあたり注意点はありますか?
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ビューカードへの過払い金請求では、特に注意点はありません。
通常は過払い金請求をしたカードは解約になりますが、ビューカードでは解約にはなりません。
カードは継続利用可能
通常は過払い金請求をした会社のカードは解約になります。
しかし、ビューカードでは過払い金請求をしても解約にならず、継続してカードを使用することができる可能性が高いです。
ただし継続して利用できるかは、事前に依頼をした専門家からビューカードへ確認をとってもらったほうがいいでしょう。
ショッピング利用していても問題なし
通常はショッピングリボ等を利用中の場合は、過払い金とショッピング残高とで相殺される扱いになります。
ショッピング残高よりも過払い金のほうが多額なケースでは、ショッピング残高分を引いた金額を過払い金として返金してされます。
過払い金よりもショッピング残高の方が多いケースでは、残った金額を任意整理することになります。
任意整理になると信用情報機関に事故情報が残り、いわゆるブラックリストに載ることになります。
ビューカードではショッピング利用中でも、過払い金だけを回収できる可能性があり、相殺されなければブラックリストに登録されません。
こちらも事前に依頼をした専門家からビューカードへ確認をとってもらったほうがいいでしょう。
まとめ
- 2006年6月30日以前からの借入のみ過払い金が発生する可能性あり
- 裁判をしなくても過払い金全額が2~4ヵ月ほどで回収できる
- ビューカードは解約にならないので、デメリットもなし
ビューカードは2006年7月1日には法律内の利息に見直しをしているので、2006年7月1日以降借り始めた場合は過払い金が発生しません。
また、過払い金が発生するのはキャッシング取引だけなので、ショッピング取引では何年前からビューカードと取引をしていても発生しません。
過払い金が発生するのは2006年6月30日以前からキャッシング取引をしていた場合だけです。
請求への対応は非常に良く裁判をすることなく、利息を含めた過払い金全額の返還に応じてくれます。
カード解約やショッピングとの相殺もされないため、デメリットなく請求を行うことができる会社です。